環境表面素材への影響

ルビスタは、下表のように、種々の金属やプラスチックなどの環境表面素材に対して影響しにくい製剤です。ただし、大理石や銅、亜鉛、真鍮(しんちゅう)、軟鉄、亜鉛メッキ鉄(トタン)などは、ルビスタの酸化作用により劣化する恐れがありますので、使用しないでください。
なお、各種素材の組成によっては何らかの影響を及ぼす可能性がございます。ご使用に当たっては対象物の製造・販売メーカーへご照会ください。

素材への影響について(712KB)
テスト素材 評価
金属 ステンレス(SUS304) 影響なし
アルミニウム 光沢消失
変色
非金属 ポリプロピレン(PP) 影響なし
ポリエチレン(PE) 影響なし
ポリカーボネート(PC) 影響なし
アクリル 影響なし
ポリスチレン(PS) 影響なし
ラテックスゴム 影響なし
シリコンゴム 影響なし

【試験方法1】

21℃のルビスタ2%調製液に168時間浸漬させ、その後、すすぎなしで24時間乾燥させ、素材重量を測定し外観評価を行った。

[日本環境感染学会誌,Vol.30,5,2015,P325-330]

テスト素材 評価
金属 真鍮(しんちゅう) 影響あり
軟鉄 錆を生じた
亜鉛メッキ鉄(トタン) 影響あり
ニッケル銅合金 影響なし
非金属 アセタール樹脂 影響なし
ナイロン 影響なし
ポリウレタン 影響なし
塩化ビニル(PVC) 影響なし
ポリエチルフルオロエチレン樹脂(PTFE:テフロン) 影響なし
エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA) 影響なし
エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM) 影響なし
アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合合成樹脂(ABS) 影響なし

【試験方法2】

21℃のルビスタ2%調製液に48時間浸漬させ、その後、すすぎなしで24時間乾燥させ、素材重量を測定し外観評価を行った。

[Dupon社資料]

透析装置への影響

透析装置で使用される部品に対して、 ルビスタ1%調製液は下記試験において適合性を示しました。

試験に使用した部品に用いられた素材一覧

材質例 使用箇所例
ABS、 ACS、 ASA 本体外装、気泡検出器
PP カバー、バット
PSU、PPSU カバー、シリンジガイド
POM カプラ、気泡検出器
シリコン、EPDM、天然ゴム チューブ、ガスケット
SUS304、SUS316 各種金属部品

※日機装社製透析機器の部品を使用 [個人用透析装置 DBB-100NX,DBG-03,DBB-27]
[透析用監視装置 DCS-100NX,DCG-03,DCS-27]

試験内容について

試験名 試験方法
清拭試験(短期)
  • ・ルビスタ1%調製液を浸したワイプで3,000回清拭して外観評価を行った。
  • ・調製液が乾いてから次の清拭を実施した。
清拭試験(長期)
  • ・ルビスタ1%調製液を浸したワイプで1日1回の清拭を6か月間継続して外観評価を行った。
浸漬試験(短期)
  • ・70°Cのルビスタ1%調製液に72時間浸漬して評価し、水に浸漬した場合と比較検討した。
  • ・ルビスタ調製液は浸漬24時間毎に交換した。
浸漬試験(長期)
  • ・室温で6ヶ月間浸漬して外観評価を行った。
  • ・ルビスタ調製液は浸漬168時間毎に交換した。

[杏林製薬社内資料]